1. 「正直、無料版で十分じゃない?」
最近「GPT-5が来たらしい」「でも無料でどこまで使えるの?」と社内でもよく聞かれます。
僕も最初はそうでした。AIって正直「難しそう」「お金かかりそう」というイメージが強いですよね。
でも実は、無料版でも意外と業務の時短に使えるんです。今回は、営業職の僕が無料版ChatGPTを実務で試した結果を本音でお伝えします。
2. 無料版ってどこまで使えるの?

無料版で使えるのは「GPT-3.5」というモデルです。(※有料はGPT-4/5)
実際に使ってみると、無料でもこんなことができました。
- 日報作成の要約
商談内容を箇条書きで投げると、1〜2分でまとまった文章に。 - 提案資料のアイデア出し
「○○業界向けに新製品提案する時の切り口を3つ出して」と頼むと、すぐにヒントが出てきます。 - メール文面作成
取引先へのフォローアップメールも「営業らしい柔らかさ」を保った文章を生成可能。 - 会議議事録の清書
手書きメモや雑なテキストを投げると、文法や順序を整えてくれる。
3. 無料版の限界

- 最新情報が使えない(2023年4月頃までの知識)
- 複雑な構成は苦手(20ページの提案書構成を一発で作るのは不安定)
- 長時間のやり取りで会話履歴が忘れられる
僕は「競合他社の最新キャンペーン内容」を聞いて失敗しました。
無料版はネット検索ができないので、古い情報で返されるんです。
4. 無料版を最大限使うコツ
- プロンプト(指示文)に背景を入れる
例:「あなたはBtoB営業です。製造業向けの新サービス提案書を作る前提で…」と書くと精度UP。 - 短い文章でやり取りする
一度に長すぎる依頼は混乱するので、分割してやる方が成功率が高い。 - テンプレ化しておく
よく使う指示はメモアプリに保存→コピペすれば時短。
5. 有料版(GPT-4/5)との違い
- 最新情報が取れる(Web検索機能あり)
- ファイル(PDF・Excel)読み込みが可能
- 文章の自然さと論理性が段違い
正直、資料作成や分析を本格的にやるなら有料版が圧倒的に便利です。
6. まとめ

- 無料版は「作業補助ツール」としては十分
- 日報、メール、簡単なアイデア出しは無料で全然OK
- 「最新情報」や「高度な構成」が必要なら有料版の出番
- まずは無料で試して、自分の業務にAIがどれだけハマるか体感してからステップアップするのが賢い選び方
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