GPTsっていう神機能を知っていますか?
最近、「GPTs」という言葉を耳にする機会が増えていませんか?ChatGPTユーザーの間では、「これがあるだけで仕事効率が段違いに上がる!」と話題になっています。でも、そもそも「GPTsって何?」という方も多いはず。
結論、GPTs機能の正体は以下です。
”いつもの指示を覚えた“分身AI”をつくれる仕組み”
この記事では、営業職・事務職のビジネスマン向けに、GPTsの正体、どんなシーンで使えるのか、Copilotとの違い、そして初心者でも簡単に使える設定方法まで、実体験を交えてわかりやすく解説します。
実体験:毎回ゼロからプロンプトを打つ日々の限界

私は普段、ChatGPTを使って日報の下書きや提案資料の構成アイデア出し、会議議事録の要約などに活用しています。でも毎回、「前にもこの指示したな…」というデジャヴのような作業が多く、プロンプトをコピペしたり、メモ帳に保存して使い回したりしていました。
そんなときに出会ったのが「GPTs」。自分用にカスタマイズされたChatGPTを作れる機能で、**「いつも使ってるプロンプトを、まとめて一つのAIにしてしまえる」**というイメージです。
実際に自分の営業スタイルに合わせたGPTsを作ったところ、**毎回の作業がワンクリックで完結!**同僚から「最近早く帰ってるよね?」と言われるくらい、効率が爆上がりしました。
GPTsってそもそも何?
GPTsとは、**「自分だけのカスタムChatGPT」**を簡単に作れる機能です。特定の役割を持たせたり、口調や使い方をあらかじめ設定したりできるので、毎回プロンプトを打つ必要がありません。
たとえば:
- 提案書の構成を一緒に考えてくれるGPTs
- 商談メモを自動で要約してくれるGPTs
- 昇格面談用の自己評価文を整えてくれるGPTs
これらを一度作っておけば、**次回からはそのGPTsに話しかけるだけでOK。まさに営業・事務職にとっての“時短の味方”**です。
ちなみに、「GPTsは無料で使えるの?」という疑問もよく聞きますが、2025年7月時点では有料プラン(ChatGPT Plus)でのみ利用可能です。今後無料化される可能性もあるので、動向をチェックしておくと良いでしょう。
GPTsってどんなシーンで便利?

以下のようなシーンで特に効果を発揮します:
- 日報作成 定型文+要点まとめを繰り返す日報は、GPTsに口調や構成を覚えさせておくと一瞬で完成。
- 提案資料構成 どんなストーリー構成にするか迷ったとき、過去の成功パターンを反映させたGPTsが一緒に考えてくれる。
- 会議議事録の要約 音声書き起こしをコピペしてGPTsに渡すと、議題ごとの要点を分かりやすく整理してくれる。
- 自己評価文の作成 昇格面談に向けた自己PRや成果整理も、評価基準に合った文面をGPTsが提案。
- 社内向けのFAQ対応AI よくある質問(営業資料の格納場所、稟議の流れなど)をまとめてGPTsにすると、社内サポートの効率がアップ。
- お客様向け返信文テンプレート生成 GPTsに定型フォーマットで返信文を作らせれば、メール作成の時短に。
- 営業ロープレ練習AI よくある質問をシミュレーションしてくれるGPTsで、一人でも効果的な提案練習が可能。
- ビジネス英語メールの生成 日本語で入力→丁寧なビジネス英語で整えてくれるGPTsがあれば、英文対応も楽々。
- PowerPoint資料の構成案作成 内容を打ち込むだけで、スライド構成を考えてくれるGPTsも便利。
GPTsの設定方法(初心者でもカンタン)
GPTsの作成方法はとてもシンプルです。
- ChatGPTのトップ画面右上「Explore GPTs」をクリック
- 「Create a GPT」からカスタムGPTを作成(= GPTs作成)
- 簡単なチャット形式で、AIの役割や口調を指示
- 必要に応じて、ファイルやリンクを参照させることも可能
この流れで、あなたの目的に応じたGPTsがすぐに完成します。いわば、**お気に入りのプロンプトを保存しておける“AIアプリ化”**のようなものです。
※GPTsの作成・利用には**ChatGPT Plus(有料版)**の契約が必要です(2025年7月現在)。
CopilotにもGPTsみたいな機能はある?
結論から言うと、Copilot単体にはGPTsと同等の機能はまだ存在しません。
CopilotはWordやExcel、OutlookなどMicrosoft 365と連携して、作業をサポートしてくれる優れたツールですが、カスタムAIを作る機能までは持っていません(2025年7月現在)。
ただし、Copilot Labsの一部機能では「スタイルの記憶」などGPTsに近い挙動を試すことも可能です。今後のアップデートに期待ですね。
まとめ:GPTsは忙しいビジネスマンの味方!

「ChatGPTのGPTsって難しそう…」と思っていた方も、実際に触ってみると想像以上にカンタンで便利です。営業・事務職のようにルーチン作業が多い仕事こそ、GPTsによる効率化の恩恵が大きいはず。
まずは「日報作成専用GPT」から始めてみるのがおすすめ。あなたの働き方、そして残業時間が大きく変わるかもしれませんよ!
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