「ChatGPTに頼ると、自分がダメになってしまうんじゃないか…」
初めて耳にしたとき、正直私もその一人でした。
頭の中では、こんな声がぐるぐるしていました。
「自分の思考力が落ちるんじゃないか」
「ChatGPTの文章をそのまま出すのはズルじゃないか」
「上司や同僚に“楽してる”って思われそう」
そしてもう一つ、もっと深い不安がありました。
「もしAIに頼りすぎたら、自分という存在が職場で必要なくなるんじゃないか」 という恐怖です。
でも、半年間がっつり業務で使った結果…
今なら胸を張って言えます。
「AI活用は、むしろ自分の価値を上げる」
これから、その理由と実体験をお話しします。
私の実体験:AIを使う前のモヤモヤ
当時の私は営業職。
日報、提案資料、商談議事録、社内報告書…
毎日文章に追われて、気づけば帰宅は21時すぎ。
そんなとき同僚から「ChatGPT使えば一瞬だよ」と言われたんです。
でも、すぐには飛びつけませんでした。
- ラクしてスキルが落ちる
- 結果が全部AI頼みになりそう
- AIに詳しい人も社内にいないから、失敗しても聞けない
それに、社内にはAI活用で結果を出しているロールモデルもゼロ。
もし失敗すれば、「あいつAIに振り回されてるな」と思われかねません。
なぜ「AIを使うと成長できない」と思ってしまうのか?

この不安、私だけじゃなく多くの人が感じています。
そう思う理由は大きく3つの先入観が関係していると思います。
AIに任せると自分で考える習慣が減る
確かに、丸投げすれば思考力は落ちます。
でも、ChatGPTに良い答えを出させるには良い質問が必須。
これはむしろ論理的思考力を試されるプロセスです。

AIのアウトプットを理解せず使ってしまう
「そのままコピペ」は危険。
実際、私は最初に議事録をAIで作ったとき、
細かい数字やニュアンスが間違っていてヒヤッとしました。
それ以来、AIの文章は必ず理解→修正→自分の言葉を足すようにしています。
結果、文章力も分析力も伸びました。

経験が奪われる気がする
昔は「時間をかけて覚える」のが普通でした。
でも今は、正しい情報を素早く探し、判断し、形にするスキルが求められる時代。
AIは、この「現代型スキル」を爆速で鍛えてくれます。

結論:AIを使えばビジネススキルは加速的に伸びる
AIを使うと「考えなくなる」と思われがちですが、実は逆。
- ゴール設定力:AIに明確な目的を伝える習慣が付く
- 指示力:条件やニュアンスを正確に伝える力が鍛えられる
- 判断力:出力を検証・取捨選択する習慣がつく
- 応用力:文章作成から企画まで幅広く活用できる
AI活用スキルは、これからのビジネスパーソンにとって必須の基礎能力です。

「やらなくていい作業」を捨てると評価が上がる
ChatGPTを使うと、こんな変化がありました。
- 会議議事録 → 全文作成はAI、私は要点と補足だけ
- 提案資料 → AIが初稿、私は顧客目線での調整に集中
- 日報 → AIが要約、自分は数字と具体エピソードを追記
削れた時間は、顧客との会話や提案準備に回せます。
結果、上司からは「スピードも質も上がった」と評価され、
営業成績も前年より20%アップしました。
まとめ

「AIを使うと価値が下がる」という不安は、ほぼ誤解です。
大事なのは——
- 丸投げせず、自分の意図を明確に伝える
- 出力を理解し、修正・付加する
- 浮いた時間を高価値の業務に使う
これを繰り返すことで、AIは「不安の原因」から「評価を上げる武器」に変わります。
これからの時代、AI活用は選択肢ではなく必須スキル。
あなたの価値を守り、伸ばすためにも、ChatGPTは今こそ使い始めるべきです。
「AIって本当に便利なの?」と感じた方へ。
実際に私が業務で使って「これは助かった!」と思った使い方や工夫をまとめた体験談はこちらからご覧いただけます。
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