【超意外】サボる部下とまじめな部下。部下にするなら前者という話

組織マネジメント

こんにちは、KenTeeです!

今回は『サボる部下とまじめな部下。部下にするなら断然サボるやつ』という話を書きます。

「チームの成果が思うように出ない」
「自らの率いる部下たちがいつも忙しくてきつそう」

上記のようなことで頭を悩ませている組織リーダーの皆さん。さらにこれからリーダーを目指したいという皆さんもぜひ読んでください。

これらの悩みの原因は、実はリーダーであるあなたにあるかもしれません…
認めたくないかもしれませんが、一度立ち止まって考えてみましょう。



答えを先に言います。それはあなたの部下の人選方法です。

言われたら素直に従う、

そんなまじめな若手社員を部下に選ぼう!

と思い、そういうまじめな部下を手に入れようとするのが一般的なリーダーの特徴です。しかし、これは大きな間違いです。

実は、”要領のいい部下”の存在が組織には不可欠なのです。そして彼らの特徴は、サボり癖があるということです。

実際に私の職場の多くの組織を見ても、俗にいう”サボり癖”のある社員というのは組織の中で重要な役割を発揮していることが多いです。また、それらの役割は、誰でもできるかと言われるとそうではありません。”常にサボることを考えている人”だからこそ、要領の良さを発揮するのです。

今回の記事を読んで、なぜか忙しい、なぜか成果の出ない組織に、要領のいい社員を積極的に配置してバリバリと成果を出せる組織に変えましょう。活用しないなんてもったいないです。

そして、あなたもこの記事を読んだ後はまず会社のサボり社員が欲しくなり探し始めるはずです。そして、自分の組織をあっという間に変化させるような人材を手に入れることができます!

なぜサボる社員が必要なのか?

「この仕事って本当に必要なの?」
「わざわざこんな面倒くさいやり方しなくてもこうした方が楽じゃん…」

サボり癖のある要領のいい部下は、常にこのように考えています。皆が決められたやり方やルールの中で仕事を進めているのに、彼らはより楽な方法を探し、誰もやっていない新しいやり方を試すのが特徴です。

しかし、世間一般の彼らに対する評判はよくありません。なぜなら、同僚や上司にとって彼らは「型にはまらない天邪鬼(あまのじゃく)」という厄介な存在だからです。

日系企業の多くは画一的な組織を好み、自社の社員を既存の型にはめようとする傾向が強いです。

ですが、見方を変えるとサボり社員は固定観念をぶち壊す貴重な存在になり得ます。どこの会社にも存在するルーティン化してしまった業務や、彼らにとってただの”無駄”でしかないということです。

そういった無駄はなかなか組織の内部から見つけるのは難しいです。なぜなら、前からその職場にいる人にとっては、それは”普段の業務”になってしまっているからです。そんな時は彼らの出番です。サボり癖のある部下は面倒なことを嫌い、無駄を発見し職場から取り除いてくれるのです

まじめ社員の落とし穴

従順でまじめな社員は世間一般では良いとされています。なぜなら、言われた業務を素直に受け入れ、終わるまでただまっすぐに頑張るからです。

しかし、実は彼らにも弱点があります。

それは、上司からの指示やルーティンワークに何の疑いもなく全力で取り組んでしまうことです。今となっては不要な業務、重要ではなくなった業務がまじめな社員によっていつまでも組織に残り続けるという状況に陥るのです。まじめ社員たちに悪気はないので、彼らを責めたりは到底できません。

これが、リーダーが、従順でまじめな部下を集めた組織に起こる問題です。

サボる部下のマネジメント方法

要領のいい社員を活用しましょう!とは言いましたが、あなたは、リーダーとして、マネジメントには注意が必要です。

それは以下。

サボり社員をサボらせない

上記の通り。つまり、要領のいい社員の”要領の良さ”のみを活用し、その社員がサボらせないことがポイントです。

なぜなら、彼らは自分の仕事を素早く終わらせ、あとで仕事が増えないようにするために終わっている作業を終わっていないように見せかけたり、ダラダラと仕事をしてしまう可能があるからです。また、面倒くさいことは嫌いで、責任感のない振る舞いをする傾向があるからです。

サボり癖のある部下をマネジメントする上で注意するポイントは2つ

  • コミュニケーションをとる
  • モチベーションを高めてあげる

順に以下で解説します。

コミュニケーションをとる

サボりぐせのある社員は、周囲から見られていないなと感じるとつい手を抜いてしまいます。

それは周囲のコミュニケーションが原因です。コミュニケーション不足により、「見られていないからサボっても大丈夫」と安心させてしまいます。

もしあなたがマネジメントする立場になったら、積極的にコミュニケーションを取るように努めましょう。

モチベーションを高めてあげる

サボる社員の特徴は気分屋です。忍耐強く我慢することがとにかく嫌いな人が多いです。なぜなら、「サボろう」とすること自体がそもそも自分が楽したいという気持ち優先で行動するからです。

あなたが管理者であればこの特徴をうまく利用しない手はないです。

「いやー〇〇くんがいてくれるから助かるよ!」
「やっぱり〇〇くんしか頼れないよ…」

というような言葉をかけてあげましょう。そうすれば、サボり癖のある部下でもモチベーションを高め仕事に取り組むことができますよね。つまり、自然とサボらなくなるような雰囲気を作ってあげることが重要です。

まとめ

今回は、「チームの成果が思うように出ない」、「自らの率いる部下たちがいつも忙しくてきつそう」と悩むリーダーやこれから目指す人へ記事を書きました。

一般的に、リーダーは優秀な部下を集めたいと思うもの。しかし、現実はそう簡単に優秀な部下が手に入るなんてことはないですよね。優秀な社員はどこの組織も手放さないのでそもそも流動しないということが言えます。

そんな時に、「サボり癖があって要領のいい部下」を活用しましょう。彼らは、あなたの組織の問題を、新たな視点でガラッと変えてくれるかもしれません。

彼らを組織に迎えたら、あなたはリーダーとしてマネジメントを頑張らなくてはなりません。彼らにあなたの存在を意識させるために積極的にコミュニケーションをとりましょう。さらに、気分屋な彼らをうまくコントロールし、サボらず要領よく働かせるような仕組みを作ってしまいましょう!

今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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