自己効力感とは?自己肯定感や自尊心との違いは?高めるメリットは?

マインドセット


こんにちは、KenTeeです。


本日は、自己効力感(セルフ・エフィカシー)について記事を書いていきたいと思います。


「ある目標を達成できるか」「自分には必ず遂行できるか」とついて、「自分には必ずやれる!」と抱く自身のことを”自己効力感”とよびます。この自己効力感を強く持てる人材は、ビジネスの場においても自主的に動きます。結果的に、そういう人材が集まった組織やチームは、周囲が期待する以上の成果を生み出す可能性が高いと言えるでしょう。

自己効力感(セルフ・エフィカシー)とは何か?

自分の考えや感情、行動をコントロールする基礎

自己効力感(じここうりょくかん)またはセルフ・エフィカシー(self-efficacy)とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること。カナダ人心理学者アルバート・バンデューラが提唱した。自己効力や自己可能感などと訳されることもある。バンデューラの社会的認知理論の中核となる概念の1つであり、自己効力感が強いほど実際にその行動を遂行できる傾向にあるという。自己効力感を通して、人は自分の考えや、感情、行為をコントロールしている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%8A%B9%E5%8A%9B%E6%84%9F

ポイントは、『自己効力感を通して、人は自分の考えや、感情、行為をコントロールしている』というところです。

つまり、自己効力感が高まれば、自身の感情や行動にいい影響を及ぼすということですね。

自己肯定感や自尊心との違いは?

心理学の考え方で、自己効力感と混同されやすいのが、自己肯定感です。ですが、この2つには大きな違いがあります。

先にお伝えしたように、自己効力感は、自身を信じて、実際の行動に移せる力を言います。

一方、自己肯定感とは、自己を尊重し、自身の価値を感じることができ、自身の存在を肯定できる力を言います。自己肯定感が高い状態だと、「ありのままの自分を受け入れられること」ができるので、失敗したときでも、「今度は頑張ろう。」「失敗してもいいんだ。それでも自分には価値がある。」と考えることができます。

つまり、自己効力感とは「自分はできると信じられる力」であり、自己肯定感とは「できても、できなくても、ありのままの自分を受け入れられる力」となります。この2つには、「できない自分をどうとらえるか」という点に大きな違いがあります。

自己効力感の6つの要因

#成功の積み重ねで、自己効力感は高まる

つまり、私たちは成功を多く経験するようになれば、どんどん自信がつき「なんでもできる!」というマインドになるわけです。

具体的に、自己効力感を高めるために、以下のような要因があると言われています。6つご紹介します。

  • 達成経験…サブトピック 最も重要な要因で、自分自身が何かを達成したり、成功したりした経験
  • 代理経験…自分以外の他人が何かを達成したり成功したりすることを観察すること
  • 言語的説得…自分に能力があることを言語的に説明されること、言語的な励まし
  • 生理的情緒的高揚…酒などの薬物やその他の要因について気分が高揚すること
  • 想像的体験…自己や他者の成功経験を想像すること
  • 承認…他人から認められること

自己効力感を高める方法として、一番効果的なのが下記にもある通り『達成経験』です。自分自身の行動から何かを成し遂げることで、私たちの自己効力感は高まるということです。『行動』することが、やはり大切と言えます。

”行動”できないと、自己効力感は高めることは不可能なの?

私っていつまでもこのまま?

こう思われる方、自己効力感は自身の行動以外でも高めることができるのです!

  • 代理経験…読書
  • 想像的体験…“自分は将来こうなりたい”を強くイメージする
  • 承認…他人から「ありがとう」と言われることをする

いかがでしょうか?上記の行動であれば、私にもできそう!と思えませんか?さらに、難しいことではなく、日々意識することで達成できそうなことばかりです。


自己効力感を高める

例として以下のような人がいますね。

おれには何だってできる!

おれにできないことは何もない!

「俺には何だってできる!」と意気込む人も、自己効力感を自らの発言で高めていると言えます。

これは理にかなっていると言えます。単なる強がりや勘違いではなくこういう発言をする人は、意図的に自ら自己効力感を高め、日々の仕事のモチベーションを向上させていると言えます。


この場合の、その人の仕事ができるできないという実際の能力は関係ありません。つまり、言えば言うほど、自己効力感は無限に高めることができるということですね。

まとめ

今回は自己効力感とは?自己肯定感や自尊心との違いについて説明しました。


ビジネスにおいて、自己効力感(エフィカシー)は、私たちの行動の源(パワー)になります。そして、それが高ければ高いほど、より大きな成果を生み出すことに繋がります。

よって、日々成果を出し続けるために、私たちは自己効力感を常にMAXまで高く維持し続けることが超重要です。

そのためには、まず自分自身が行動し成功体験を積み重ねること。


そして、【少し行動することに疲れたな…」と感じたら、読書妄想(セルフイメージ)で自己効力感を高めることが可能です。


本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

















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