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生成AIってホントに危ないの?
最近よく聞く「生成AI」や「ChatGPT」「Copilot」。
便利って聞くけど、
「なんかこわい」「情報がもれるかも…」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
- 日報の要約がすぐ終わる
- 提案資料の構成を考えてくれる
- 会議メモもサクッとまとまる
そんな夢のような話がある一方で、
「情報漏えいのリスクがある」とよく言われるのも事実。
この記事では、そんなモヤモヤを抱えるあなたに向けて、
生成AIにまつわるリスクとその正体、安全に使うためのポイントをわかりやすく解説します。
筆者のホンネ:こわくて使えなかった時期がありました
私も最初は「生成AI=なんか危なそう」というイメージで、とにかく慎重でした。
「もし入力した内容が外に漏れたら…?」
「自分のせいで会社に迷惑をかけたら…?」
そう思うと、使えそうなシーンでも、結局手作業でがんばってました。
でも調べてみると、明確な事件はほとんど報告されていない。
そして、使い方をちゃんと守れば大丈夫だとわかったんです。
情報はどうやって「漏れる」の?
そもそも、情報が漏れるって、どんな流れ?
以下の3つが代表的なパターンです。
🧠 パターン①:AIが学習に使ってしまう
- ChatGPTの無料版などでは、入力した内容がAIの学習に使われる可能性があります。
- 他のユーザーへの回答に混ざることも、理論上ありえます。
対策:
有料版では「チャット履歴&トレーニング無効」の設定が可能。
Copilotは企業設計で情報を外部に出しません。
🧑💻 パターン②:自分の操作ミスで漏れる
- 出力結果に社名や顧客名が入っていたのに、そのまま提出
- AIに打ち込んだパスワードが文中に残っていた
対策:
使う前・使った後に「これ見せて大丈夫?」と確認するクセを。
🔐 パターン③:システムが攻撃される(かなりまれ)
- AI提供企業へのサイバー攻撃により情報が流出
対策:
絶対に外に出せない情報は、そもそも入力しないのが正解です。
AIに入れちゃダメ!機密情報5選
⚠ 機密情報の種類 | リスク |
---|---|
顧客の名前・連絡先 | 個人情報漏えいで信用失墜の可能性 |
社内の人事評価 | 社内トラブルの元に |
契約内容・価格条件 | 競合に知られるリスク |
未公開プロジェクト | 企画をマネされるおそれ |
パスワード・ログイン情報 | 不正アクセスにつながる危険 |
結論:正しく使えば、こわくない
生成AIは「使い方さえ間違えなければ、すごく役に立つ道具」です。
正しく使うポイント:
- 機密情報は最初から入れない
- 出力文は必ずチェックしてから使う
- 会社の方針に合っているか確認する
まとめ
- 生成AI(ChatGPT・Copilot)は、正しく使えば味方になる
- 情報漏えいリスクはあるが、ほとんどは操作ミスや設定不足が原因
- 「使わない」より、「うまく使いこなす」ことが、これからの基本
あなたも、「ちょっとこわい」から一歩踏み出して、
賢く・安全に使う生成AIライフを始めてみませんか?
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