昇格面接（昇進面接）の質問例と準備方法｜ChatGPTで時短・効果的に対策する方法

昇格面接（昇進面接）って、何から準備すればいいの？

営業職として働く中で、避けて通れないのが昇格面接（昇進面接）。これまで自分の仕事ぶりを日々こなしてきたけど、いざ「あなたは昇格にふさわしいか？」と問われると、何から準備していいのか分からない。私自身も、最初は「何を聞かれるんだろう？」という不安でいっぱいでした。

そんな中、助けられたのが「ChatGPT」でした。

私の会社には、平社員の中でのランクアップ制度があります。今回はその最初のステップでの昇格面接でした。

実際に聞かれたのは、

という、かなり抽象度の高い質問たち。想定外の角度からの質問に、準備なしでは対応が難しいと痛感しました。

これらの質問に対しては、自分の担当業務だけでなく、部門全体や会社の方向性まで意識する必要がありました。つまり「一営業担当」という視点から一段階上がった目線が求められたわけです。

それでも、自分なりにしっかり準備して面接に臨んだ結果、1ヶ月後に無事昇格が決定しました。

昇格面接（昇進面接）の準備には約1ヶ月をかけました。最初の2週間は、自分のこれまでの成果や自己評価を整理しながら、PowerPointでレポートの下書きを作成。しかし途中で「自分の視点だけで考えていては、面接官の求める視点に届かない」と感じたんです。

そこで、準備期間の終盤、最後の1週間でChatGPTの力を借りてみることにしました。実はこの時点では、ChatGPTの活用経験も少なく、「とりあえず何かヒントがもらえたら…」という軽い気持ちで試したのを覚えています。

使ったプロンプトは以下の通り：

最初に出てきた回答は正直「なんだかありきたりだな」と感じました。でも、少しずつ自分の会社の特徴や等級制度、業務内容などを盛り込んで追加で質問していくと、だんだんと自社の面接スタイルにフィットした内容になってきたんです。

その結果、出てきた質問の中で印象的だったのが、

「あなたの強みを次のステージでどう活かせますか？」

これは実際の昇格面接でも似たような質問が飛んできました。

他にも、

といった質問もChatGPTから得られたもので、実際の準備にかなり役立ちました。

ChatGPTの回答は一発で満足できるものではなく、何度かやり直しながら精度を高めていきました。また、回答は自分の言葉に置き換え、箇条書きに整理しておいたのがポイント。

具体的には「質問→要点→補足説明」という3段階でまとめるフォーマットを自作し、スマホのメモアプリに保存。通勤時間や昼休みに何度も見直しました。

ただ、今回に限っては回答の添削までは使いませんでした。正直、当時はそこまでChatGPTを使いこなせていなかったのです。でも、次回があれば確実に添削にも活用します。

また、ChatGPTの回答はあくまで「一般論」がベースなので、自社の評価基準や上司の価値観にマッチするよう自分で調整する作業も必要でした。

面接当日、上司から「お、しっかり準備してきてるね」と言われたのが印象的でした。ただ、最初に用意していた回答は少し冗長だったので、面接前ギリギリまでChatGPTで簡潔に言い換える練習をしていたのも効果があったと思います。

想定質問に対してスラスラと自信をもって答えられたことで、面接の後半にはリラックスして自分らしさも出せました。準備が自信につながった瞬間でした。

今回の体験を通じて、「これは使える」と確信。質問づくりだけでなく、次回は“回答の壁打ち相手”としても使いたいと思っています。

たとえば、模擬面接のようにChatGPTに「面接官役」をお願いして、実際にQ&Aをやり取りする形式も試してみたいです。また、レポートや自己評価コメントの添削にも活用できると思います。

さらに、他の同僚と比べて何が違ったのかは明確には分かりませんが、「AIを使っている」という安心感と、準備プロセスが論理的だった点が、最終的な違いを生んだのではないかと感じています。

曖昧で抽象的な昇格面接（昇進面接）の質問に、事前にどう備えるか？それに対して、ChatGPTは強力な武器になり得ます。

とくに“相手目線”の視点を手に入れるためには、AIのような第三者的視点が有効です。今回はChatGPTのおかげで準備が短縮され、結果的に昇格という成果につながりました。

昇格面接という“ちょっと緊張する場”こそ、AIを活用する価値があると、身をもって実感しました。

今後も、こうしたキャリアの節目には、積極的にAIを味方につけていきたいと思います。