こんにちは、KenTeeです。
「読書感想文をサクッと書いて部活や遊びに集中したい」
「読書感想文で評価が上がる裏技とかあるの?」
実は、読書感想文はいくつかのポイントを押さえていれば、そんな難しいものではありません。
実際に、文章を書くのが苦手な僕でも、今回ご紹介するコツを実践したことで、受賞するほどの読書感想文が書けました。
実践したことは以下。
・とにかく意識すべきは”文章構成”
・「自分の視点」を反映したユニークな見解
もし、あなたが「サクッと読書感想文を書き終わりたい…」と考えているのなら、ぜひこの記事を読み込んでみてほしいです。そうすれば、短い時間でクオリティの高い読書感想文が書けるはずです。
そして、あなたを苦しめる読書感想文から解放され、遊びや部活に没頭できるはずです。
この記事を読めば以下のポイントを知ることができます。5分くらいで読める記事になってます♪
・「そもそも読書が苦手…」という人がやるべきこと
・クオリティは後回し!
まずは書き終わることに集中
読書感想文なんて言われても…高校生はそもそも時間がない
そもそも本も読む習慣がないのに、
読書感想文なんて書けないよ…
時間なんて取れない…
部活に遊びに、恋愛に…高校生はとにかく忙しいです。
普段から、趣味で読書感想文を書いているなんて人以外は、いきなり読書感想文に書けなんて無理!と思うのではないでしょうか?
でも、今回この記事に書いている内容を実践するだけで、『いざ書いてみると2000文字ってあっという間!』という感覚になるはずです!
むしろ自分の書きたいことをブワーっと書いてみると、気づけばすごいボリュームになっていたという(笑)
今回ご紹介する型をベースに書けば、
2,000文字程度(原稿用紙5枚分)の読書感想文が3時間程度で書けます!
字が汚くて書くことが苦手な私でも、
3時間もあれば書けますよ!
高校生にとって読書感想文が面倒くさい理由
読書感想文が面倒くさい理由。
大きく2つに分かれます。
それは…
・本を読むのに時間がかかる
・長文を書くのが難しい
この2つが読書感想文が面倒くさい主な理由です。
そもそも読書する習慣がないのに、
こんな分厚い本読めないよ…
長文は昔から苦手…
すらすらかける人が羨ましい(泣)
でも大丈夫です。この面倒くさい上記の点を攻略するのがこの記事だからです。
「読書を習慣化しろ」「文章を書けるように特訓しろ」なんて言いませんのでご安心ください…
高校生の読書感想文は本はしっかりと読まなくてもOK⁉
え?読まないの? と意外に思われるかもしれません。
もう一度言います。”しっかり”とは読みません!
ラフにさーっと読むようにしましょう。この時大切なのは、どこに何が書いてあるのか?を把握することが大切です。
これなら、そもそも読書する習慣がない人にとってもぐっと楽になるのではないでしょうか?
答えになりますが、読書感想文は、本の丸暗記は必要ありません
『〇ページの●行目に、〇〇ということが書いていました。次に。△ページの▲行目に~』なんて書かれていたらうんざりしますよね?
特に自分に刺さった箇所や重要なところのみ拾っていけばいいのです
ではどれくらいのポイントを拾えばいいのです
ざっと2か所くらいに絞れれば良いでしょう。
高校生の読書感想文はどういう構成で書けばいいの?
今回は仮に 2,000文字 の感想文を書くと仮定します。原稿用紙でいうと5枚分ですね。
盛り込みたい内容としては、”本を読んで心に残った言葉”や”自身の現状や考え”などを書くべきです
これに関しては小中学生の時書いていたような内容でOKです!
しかし、作文といえば既定の文字数が決まっていることがほとんどです。
各内容を適切な割合の文字数で書くことが重要です。なぜなら、自身のことがひたすら書かれた文章であれば、「いやいや、本の内容は?」と思っちゃいますよね?
今回は、読書感想文を書くための、その黄金比をご紹介します。
| 分量 | 文字数 | 書くこと |
導入 | 20% | 400文字 | 読書を通して何を学んだのか?結論から書く |
近況 | 20% | 400文字 | 自身の近況を書く(自分の特徴、勉強や部活のやりがい難しさ) |
分析 | 40% | 800文字 | 本の内容をきっかけとした内容の分析 👈超重要 |
まとめ | 20% | 400文字 | ”導入”で書いた本からの学びを現在の生活にどう生かすか? |
上記の割合を目安に文章を書いていきましょう。上記構成で書けば、文章力がなくたってそれっぽく形になります。
まずは、手を動かしてどんどん書いてみることをお勧めします。
すこしレベルの高い読書感想文を書きたい高校生へ
以下は「すこし上のレベルの読書感想文を目指してるよ…」という方向けのパートです。興味ない人はとばしてもらってOKです!
今回は、特に私が重要だと思う”分析”についてご説明します。
これは、私が、試行錯誤を重ねた挙句気づいた超重要な要素のひとつなんです。
ここでいう、分析とは何か?さきほどご紹介した以下の表の👈の部分です。
| 分量 | 文字数 | 書くこと |
導入 | 20% | 400文字 | 読書を通して何を学んだのか?結論から書く |
近況 | 20% | 400文字 | 自身の近況を書く(自分の特徴、勉強や部活のやりがい難しさ) |
分析 | 40% | 800文字 | 本の内容をきっかけとした内容の分析 👈超重要 |
まとめ | 20% | 400文字 | ”導入”で書いた本からの学びを現在の生活にどう生かすか? |
本の学びや筆者の主張を、自身の周囲や社会的な事象に置き換えるとどう考えられるか?という考察です。
分かりやすく言うと、本を読んであなたはどう活かせるのかって感じです。
例えば、売れているメンタルヘルスの本を読んで、
この本が売れている背景には、多くの人がメンタルに悩んでいる
ネットで社会的な精神疾患者数の推移を調べてみよう
併せて、その原因も自分なりに推察してみよう!
例えば、複数の本を執筆している著者の本を読んで
この人の書いている他の著書を読んでみた
別の本でも同じような主張をしていて、
より一層、著者のこの言葉の重要性を裏付けられた
『本を読んで自分の感想を書く』というのは小中学生の時まで。
著者の他の作品を読むとか、本の内容から社会の数字を紐づけ考察してみるといったひと手間が必要なのです。高校生は、もう一歩踏み込んで、出題者の裏の意図を探らなければなりません。
正解かどうかは問題じゃない
ここで重要なのは、あなたの考えに正解なんてないってことです。
「僕の考え間違ってるんじゃ…」なんて悩まず、考えたままをみましょう!
そこに正解はないかもしれませんが、自分なりの考えに基づく行動がそこにあるか?です。
高校生の読書感想文の落とし穴‼(先生に怒られない文章を書くために…)
ここまで、高校生らしさを出した読書感想文の書き方をご説明してきました。
最後に一つ、絶対に犯してはいけないミスをご紹介します!
大人に近づいた高校生だからこそやりがちなミスなんですよね…
それは…
本の内容を否定し論破すること
賢い人だからこそ、批判家のように今の制度や本を批判して,さも格好よく説得力のある文章が書けているかのような錯覚に陥りがちなんですよね…
たとえば以下のような内容はNGです。
- ・筆者の考えや経験を否定する
・本の内容は全く受け入れず、論理的に批判する
勘違いしてほしくないので言っておきますが、「本の内容に対して私はこう思う」という意見はどんどん書いていってください。
ただ、前提として、”本を読んで少しでも成長した自分”をアピールすることが大切です。
謙虚な心を持ちたいですね!
この点を守って読書感想文を書けば先生に怒られることもありません。
読書に興味が出てきた高校生へオススメ!
「時間はないけど、読書にも興味出てきたな~」って思った方。
以下がおススメ。
僕はAudibleを使ってます。
何がいいって、「読書をスキマ時間に耳でできる」ってところですね。
高校生、読書する時間は取れないけど、
聴く時間はとれそうだな…
高校生は何かとスキマ時間が多くできますよね?夏休みや冬休み、部活の合間、試験期間中などなど。
本を読むという感覚から、耳で聞くというスタイルに移行できれば最高にクールです。周りからオシャレにみられて、知識も深まるなんて一石二鳥ですよね?
30日以内に解約すれば完全に無料です。
DLした書籍はアカウントに残ります。急いで消費する必要もありません。
お得でしかない!
まとめ
まとめです。
- 読書感想文にはコツがある
- 本はしっかりと読まなくてOK
- 決まった構成で書けば良い文章はサクッと書ける
- 分析できれば上級者になれる
- 「本の内容を全否定する」と先生に怒られる
- 謙虚な姿勢で文章を書く
忙しい高校生だからこそ、面倒な読書感想文はサクッと書いてしまいましょう。
この記事の内容を実践すれば、たったの半日で読書感想文から解放されるはずです。
ぜひお試しください。
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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