こんにちは KenTeeです!
本日は、これからの世の中の必須スキル PDCAについて解説します。
PDCAって何? 怪しい薬の名前?って思う方もいらっしゃるかもしれません。
簡単に言うと、問題解決方法のひとつです。世間ではよくロジカルシンキングなどど同じように扱われることが多いですね。結論、両者の目的は一緒です。要するに、”論理的に考え、解決していく思考法”のことですなんですね~。
Wikipediaでは以下のように定義づけされています。
”PDCAサイクル(PDCA-cycle plan-do-check-act cycle)は、生産技術における品質管理などの継続的改善手法。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。PDCAサイクルは、主に日本で使われ、Aのみが名詞のActionといわれる”
●ロジカルシンキングとPDCAの違い
先述しましたが、問題を解決したいという目的は一緒です。なら、わざわざPDCAという言葉が区別されているのはなぜか?
どうやら使われるビジネスの業界に違いがあるみたいです。
ロジカルシンキングが一般的に使われる言い方とすると、PDCAは製造業界を中心に使われる言い方のようです。
かの有名な大企業トヨタ自動車でも、PDCAスキルは必須スキルと位置付けられており関連書籍もバンバン出ています。
ならば、製造業に属していない私は、必要ないのかな…?
いえいえそんなことありません‼ 皆様ご存じのソフトバンク 孫社長も、PDCAをベースに仕事しているんだとか‥
つまり、業界に関係なく世の中の成功者が”ベースにしている超基本の考え方”それがPDCAスキルなんです‼
豊田社長や孫社長にでもなんか難しそうだな…って思われた方、そんなことありません!
なぜならば皆さんも日々の日常でPDCAをすでに使っているからです。
え、使ってないよ?そもそも何かも分かってないのに‥
いいえ、意識をしてないだけで日々使ってます。
例をご紹介しましょう。
ある仕事の日、朝寝坊をして遅刻してしまったと仮定しましょう。
飛び起きたあなたは慌てて出社し上司に謝罪し、やらかしてしまった…という気持ちをひきずったまま一日を終え退社します。
帰宅途中の道でなぜ寝坊なんかしてしまったんだろうと自分を責め、明日は絶対に寝坊できないと思うはずです。
そもそもなぜ寝坊してしまったのか?を考えます。
そういえば、昨晩夜更かししてしまったな…
朝、携帯のアラームが遠くでなって聞こえず起きられなかったな…
よし!今日の夜は、携帯を枕元に置いて早く寝よう!と決意するはずです
これも立派なPDCAスキルを私たちが使っている例です。
もっと言うなら、毎日こんなことの繰り返しですよね?
知らず知らずのうちに子供から大人までみーんなPDCAのベースとなる思考法を使ってるんですね。
よってベースとなる考えは皆さん日々使っているんだとご説明しました。
では、”完全体”のPDCA思考は上記の寝坊をどう分析し、対策を立てるのか?
もう、寝坊の原因(要因分析)において一歩踏み込みます。
・そういえば、昨晩夜更かししてしまったな…
深堀①⇒夜更かししたのは遅くまで家事をおこなっていたから。
’さらに踏み込みます。
深堀②⇒家事を遅くまで残してしまったのは、見たいテレビの特番があり夢中になってしまったから。
【対策】見たいテレビは録画できないか最初に検討し、どうしても見たい場合は事前に家事を終わらせてからテレビを見る。テレビが終わり次第、すぐに寝れる環境を整えておく。
・朝、携帯のアラームが遠くでなって聞こえず起きられなかったな…
深堀①⇒携帯を遠くに置かないといけなかったのは、枕元に置き場がないから。
’さらに踏み込みます。
深堀②⇒枕元付近に電源がなく、寝てる間に充電するため、どうしても置き場が枕元から遠くなる。
【対策】延長ケーブルと専用台を枕元に設置し、充電しながらも枕元に置けるような環境整備をする。
どうですか?ただ、携帯を近くにおいて早寝早起きしよう!といった漠然とした対策より、絶対に効果があると思いませんか?
なにより他人への説得力に雲泥の差があると思います。
これがPDCAを使った思考法です。
すでにベースとなる考えはもっているので、そのスキルをもう少し深く、正確に応用することでPDCAスキルは身に付きます。
今回は長くなりましたが、このへんで。
次回以降、PDCAの深堀り、テクニック等をご紹介できればと思います。
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