こんにちは、KenTeeです。
前回、『なぜ20代は貯金できないのか』について記事を書きました。結論、習慣化が必要で、どうすれば貯金を習慣化できるのか考えるべきなのです。やる気だけでは長続きしないのが、私たち人間だということを自覚しましょう。
今回は貯金を習慣化するための具体的な方法について記事を書いていきます。
この記事を読むメリット
●なぜ貯金できないのかが分かる
●先取り貯金のメリット、始め方について理解できる
結論、今回は先取り貯金というものをご紹介していきます。
なぜ貯まらないのかを考える
まず、具体的な貯金方法をご紹介していく上で理解しておかなければならないことがあります。
それは『パーキンソンの法則』です。
初めてこの名前を聞かれた方、聞いたことはあるけれど意味は知らないという方もいるかもしれません。それに、”法則”というワードを聞いただけで、なんだか勉強っぽくて難しいなと思ってしまう人がいるかもしれません。
けれど大丈夫です。そもそも難しくもないので簡単に解説します。
パーキンソンの法則とは?
パーキンソンの法則とは、英国の歴史学者で政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソン(1909~93年)の著作「パーキンソンの法則:進歩の追求」の中で提唱された法則です。
その内容を要約すると、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」というもの。お金にしても時間にしても、人間はあればあるだけ使うのです。
つまり、貯金に当てはめると、私たちは残ったお金を再度に貯金に回そうと思っても、結局使いきってしまい貯金するお金なんて残らないというこことなんです。
どうすれば貯められるの?
ではどうすればいいのか?単純です。
やることは一つ。貯金する額を生活費と先に切り分けることです。
これを俗に、先取り貯金と呼びます。
貯金するタイミングを一番最初に持ってこようというのがこの先取り貯金の目的です。
最初に貯金するタイミングを早めることで、私たちは手元に残ったお金で生活することを迫られるようになるわけです。結果的に支出の抑制にもつながるわけですね。
先取り貯金するための準備
「では、先取り貯金をするために明日から頑張ろう!」と言ってもうまくいきません。やる気だけでは長く確実に貯金し続けることは不可能なのです。
準備が必要です。全く難しくないのでご安心を!
その前に、先取り貯金をする上での重要なポイントを理解しましょう。
ポイントは2つだけ!
●毎月決まった額(定額)を貯金する
●貯金用の口座を用意する
毎月決まった額を貯金する
貯金をする上で重要なことは、何があろうと毎月同じ額を貯金することです。
なぜか?それは、貯金していることを極力意識しないためです。
例えば、「今月は外食が多いから2万円貯金しよう」「今週欲しいゲームが発売されるから1万円にしておこう」などと貯金額を決めていると、どうしても貯金を意識せずにはいられませんよね?
先月は頑張ったから…などの言い訳をして、結果的に毎月の貯金額に一喜一憂し長続きしない一番の原因となります。
こういう状況を防ぐために、『毎月いくら貯める!』というのを決めてしまいましょう!
でも毎月の貯金額を決めてしまうけど、
ついつい自分に甘くなってしまいがちになるんじゃないの?
結果的に、少額になってしまうんじゃないの?
と思われた方、少額の貯金でいいのです!
目的は、堅実に貯金を長期間やっていくことだからです。
1年で数十万をためることよりも、毎月の定額貯金で何十年も継続し数百万円を貯金することの方が意味があります。
貯金用の口座を用意する
毎月の貯金に一喜一憂せず長期間貯金をするためにぜひやってほしい方法です。
皆さんは、生活費用の口座と、貯金用の口座を分けられていますか?
口座を分けるとどうなるのか?結果、生活費用の口座は頻繁に使い、貯金用の口座はほぼ利用することがなくなります。
つまり、貯金用の口座を利用しなくなる=気にならなくなります。これが狙いです。
気にならなるから、長期間続けることができ、気づけばお金がたまっていたという仕組みが出来上がるのです。
「貯金用の口座なんて持ってないよ」という方は、まず銀行に行って作りましょう!また、わざわざ新しく作らなくても昔使っていて眠っている銀行口座がある人はそれを貯金用に活用してもよいでしょう。
多少の手間はかかるかもしれませんが、この方法は実践してみるとすごく効果があります。おススメです!
備考:会社の給与自動送金振り分けを利用する!
これは勤めている会社にもよるかと思いますが、会社には給与を定額あるいは一定の割合でいくつかの口座に振り分ける仕組みがあります。
毎月の自分の各口座に振り込むというのは多少面倒なので、ぜひこの仕組みを活用しましょう。
私ももちろん利用しています。なにより楽です。
そして、生活費用の口座に振り込まれた給与で何とかやりくりしようというマインドになるので、頑張らなくても支出を抑える作用が働いています。
まとめ
いかがでしょうか?
私たち人間はかなり自分に甘い生き物だと再認識することが大切です。強い気持ちだけでは、最初は頑張って貯めていてもその気持ちはだんだんと薄れ気づけば元通りお金はたまらないというループに悩むこととなります。
もう頑張らなくていいんです!先取り貯金する仕組みさえ作ってしまえば!
頑張っても長続きしないなら、どう頑張らずに継続できるのかを考える必要があります。
ポイントは2つだけ。
●毎月決まった額(定額)を貯金する
●貯金用の口座を用意する
ぜひ、試してみてください!
コメント