【実体験】社内転職制度とは?気まずい結果にならないための成功法を伝授します!

マインドセット

こんにちは、KenTeeです。

「転職を考えてるけどちょっと怖い」
「今の会社は好きなんだけど、すこし仕事に飽きてきた…」

おそらく、転職に興味がある方は、誰もが、こういう悩みを変えていることでしょう。

「転職したいけどなかなか決心がつかない」と感じている人が多いです。実は、この悩みは転職希望者の共通の悩みです。

そんな時におススメしたいのが、社内転職です。

実際に、僕も、社内転職制度を利用し、キャリアアップを達成できた経験があります。「転職せずとも社内転職で満足」と思っています。

もし、あなたが「転職に少し悩んでいる」と思っているなら、ぜひ、この記事を読み込んでみてほしいと思います。そうすれば、転職に悩むあなたへのヒントが得られるはずです。

今回は、社内転職制度の概要やメリットとデメリット、利用するときのポイントなどについて紹介します。

社内転職制度とは?

社内転職制度とは、社内の異なる部署や職種に異動できる制度のことです。
通常の別の部署への異動は、会社側からの辞令により行われるものが一般的ですが、社内転職制度では社員自らの意志により部署間や職種間の異動することを指します。
この点こそ、社内転職制度が通常の異動とは大きく異なる特徴です。

社内転職制度は、離職率の抑制や社員のキャリア形成を目的として、既に多くの企業で採用されている制度です。

最近はこの社内転職制度を導入している企業も多く、今後ますます増えていくと予想されます。その理由は「手塩にかけて育てた社員をそう簡単に手放したくない」という企業の思いがあるからです。また、「離職率が高い」というマイナスイメージを企業もできるだけ避けたいのです。


こうした社員の離職を防ぐ手段として、注目されているのが社内転職制度です。

社内転職のメリット

(従業員側)退職というリスクを回避できる

僕ら従業員にとって、転職は非常に思い決断になります。

自分の今の地位を捨て、文化も人間関係もまったく異なる他社へ移ることになるので、いまより環境が悪くなる可能性も十分にあります。

つまり、転職は非常に重いリスクが伴うのです。

これに対し、社内転職制度を利用すれば退職しなくてもすみます。

今までのキャリアや人間関係もゼロにはならずに、新たな仕事に挑戦することができるのです。「ローリスクでチャレンジしたい」という社員にうってつけの制度なのです。

これが社内転職の最大のメリットです。

(従業員側)異動先の環境を事前に把握したうえで判断できる

通常の転職では、転職先の職場について事前に把握することは難しいです。

実際に転職してみたらミスマッチがあったなんて事にもなりかねません。

どんなに、事前にエージェントや転職先の社員にヒアリングしたとしても、他社の社員であるあなたに100%信頼できる情報をくれるとは限りません。むしろ、調子のいい情報ばかりを見せられて間違った判断をするなんてことも十分あり得ます。

これに対し、社内転職は、”実際に自分自身が在籍している企業”のことなので事前把握がグッとしやすくなります。異動する前に、信頼できる情報をより多く得ることが可能になります。

実際に、僕自身も社内転職をする前の1年間は異動先の先輩を紹介してもらい手当たり次第に訪問してました。これが、僕の社内転職を成功させた一番のポイントだと今でも思っています。

(企業側)優秀な人材の離職防止

社内転職制度は、社員が仕事を辞めなくても新しい環境・仕事にチャレンジできる制度です。

企業は制度を充実させることで、優秀な社員を転職で社外に流出することを防ぐことができます。

実際に、企業によっては社員一人あたり50万円以上の教育コストをかけることもあります。

「せっかく育てた社員に簡単に辞めてほしくない」というのが企業の本音なのです。

社内転職のデメリット

(従業員側)気まずい異動になることがある

社内転職はあくまで同じ企業内で部署異動になります。

そこに悩ましい問題が生まれます。

社内転職<br>経験者
社内転職
経験者

「前の職場からの目が気まずい…」

社内転職をする理由はさまざまです。なかにはネガティブな異動もあるでしょう。

こういった異動においては、前の職場の上司や同僚からの視線が痛いという状況が起こりえます。職場は変わったとしても旧職場とどうしても関係せざるを得なかったりということは、同じ社内での異動する以上は避けられない場合が多いです。

(企業側)ネガティブな社内異動が起きる

キャリアアップのために社内転職制度を利用する社員がいる一方、すべての社員がポジティブな理由でこの制度を利用するわけではありません。

「いまの労働環境がつらいから…」
「職場の人間関係が最悪…」

こういうネガティブな理由による社内転職が頻発すると、特定の職場からの人材流出が止まらなくなるという事態が起きます。

結果、会社内での人材固定が難しくなるというデメリットがあります。

社内転職を失敗しないためには?

社内転職で失敗したくない!

こう思う方はぜひこの記事を読み進めてください!

社内転職における失敗とは?

実際に僕の周りで社内転職に失敗した人の例を挙げます。

具体的には以下。

  • 異動先の仕事内容とミスマッチがあった
  • 異動した直後に異動先の部署がなくなった
  • 逆に自身のキャリアにとって遠回りになった

これらはいずれも、せっかく社内転職はできたのに、異動先の部署が自分にとってマイナスとなるケースです。

僕のまわりにも社内転職にチャレンジする人は多くいますが、社内転職後の新部署で自分の思い描いた仕事ができている人は半分もいないイメージです。。。

実は意外と難しいのが社内転職なのです。

社内転職に失敗する人の共通点

社内転職に失敗する人には明確な共通点があります。

それが以下。

社内転職を舐めている

社内転職を舐めている人は失敗します。

前半部分でもメリットをご紹介しましたが、社内転職制度は”退職”というリスクを回避できます。僕たち会社員にとってこれは本当に助かるリスク回避の制度です。

しかし、同時に「社内転職=気軽にできるもの」というイメージを抱いてしまう人が非常に多いです。

結果、十分な時間をかけて情報収集もせずに社内転職制度を利用する人が多く生まれます。

社内転職を舐めている人
➡制度を利用する前の十分な情報収集を怠る

社内転職の具体的方法

社内転職は「異動したい!」と思ってすぐにできるものではありません。しかるべきタイミングに適切な手段を利用することが求められます。

2つの方法を以下で紹介していきます。

●社内公募制度を利用する
●人事部と直接交渉し異動希望を出す

ちなみに、僕は「確実に社内転職したい!」という思いがあったので上記どちらも実践しました。

社内公募制度を利用する

最も一般的なのがこの方法です。

最近は社内公募制度を取り入れている企業も多く、年に一回あるいは半年に一回といったタイミングで実施されることが多いようです。中には、公募の際、勤務年数や職歴などの条件付きとなる場合もあります。

ただ、企業によっては、未経験の職場や職種への移動が実現できるケースも少なくはありません。

人事部と直接交渉し異動希望を出す

上司との面談や人事面談がある場合は、その機会に興味のある職場や自分の目指すキャリアを伝え、異動希望を出すのも一つの方法です。

※「より確実に社内転職したい!」という方は以下を実践して下さい。

人事部のキーマンと直接交渉

ここでいうキーマンというのは、社内の人事情報をよく理解し人事異動における決裁権を持っている存在のことです。

以下のようなメリットがあります。

  • 社内転職を実現しやすくなる
  • 客観的な意見をもらえる
  • 異動後のミスマッチが発生しにくい

すこし難易度は上がるのですが、この方法を実践することで自分の思い描く社内転職を実現できるはずです。

社内転職の面接で聞かれること

だいたいどこの企業も社内転職制度において、面接というステップがあります。

ここからは社内転職における面接で具体的に聞かれることを紹介していきます。

すでに社内転職を考えている方は是非参考にしてみてください!

社内転職の面接で聞かれることTOP5
・異動後、どう会社に役に立てるのか?
・なぜ希望の部署を選んだのか?やりたい仕事は?
・いま所属している部署での役割・業務内容・成果
・どういうキャリアパスを描いているのか?

社内転職を決める選考員が重視するのは、「社内転職をした後に企業と従業員自身どちらにもメリットがあるか?」という視点です。

従業員のみにメリットがある社内異動も公に実現させにくいというのは本音です。あくまで、企業と従業員がwin-winの関係になることを一番に考えているのです。

社内転職の志望動機【具体例を紹介】

社内転職制度を利用する際に、必ず必要になるのがあなた自身の社内転職における志望動機です。

志望動機がいかに洗練され説得力のあるものになっているかというのが最大のポイントです。

以下で解説します。

志望動機において一番重視すべきなのは以下。

あなたが異動することでどう企業に貢献できるのか?

シンプルにこれです。これ一択です。

ネガティブな人<br>
ネガティブな人

いやいや、今の職場が嫌だから異動するのに

会社に貢献したいなんて考えナンセンス…

こう思ってしまう皆さん、気持ちはお察しします(笑)

ただ、志望動機を考える上ではこの点は絶対に抑えておかなければなりません。演じきってください、役者になってください…(笑)

繰り返しにはなりますが、社内転職を最終承認する人も「この人を異動させるとどう会社にメリットがあるのか」という点は重視します。

志望動機の具体例

まとめ

以下まとめです。

  • 社内転職制度とは、社内の異なる部署や職種に異動できる制度
  • 社内転職のメリットは退職リスクを回避できること
  • 社内転職を甘く見てはいけない
  • 社内転職を成功させるポイントは”事前の情報収集”
  • 社内公募制度や人事部との交渉を活用する
  • 志望動機のキーワードは”企業へのメリット”

社内転職制度は、従業員にとっても企業にとってもとても有意義な制度になります。うまく活用することで両者にwin-winな結果をもたらすことができます。

その一方で、安易に制度を利用することで結果的にマイナスになる人も多くいるのが現実です。そんな人は共通して社内転職に対して十分な情報収集ができていないのです。結果、あなたの社内転職は気まずい結果になってしまいます。

自分自身の人生、しっかりとキャリアアップを狙いましょう!

今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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