出世する人の特徴【責任を取るというたった一つの武器】

組織マネジメント

こんにちは、KenTeeです。

「頑張っているのに出世できない」
「どうしてあいつばかりが出世するのか分からない、自分の方が評価されるべき」

会社員の日々働くモチベーションとも言える、”出世”について今回考えていきます。

「がむしゃらに頑張っていればいつか…」「年齢の順番でいつか自分も…」などと思っていては、気づけば定年を迎え、出世なんて縁がなかったなんてことになるかもしれません。

そもそも、皆さんは、出世できる人はどういう人なのか説明できるでしょうか?運がいい人、頭がいい人、上司に気に入られた人などが浮かぶかもしれません。しかし、それらはどれも正解ではありません。もっと、自分の努力で養える重要な素質があるのです。

それは、責任を取るというたった一つの行動です。

なぜ責任を取ると出世するのか?

仕事ができる人=出世する人 という誤解

なぜ出世をするのに責任を取ることが必要なのかを説明します。

この場合、私たちの上司の視点で考えてみましょう。なぜなら、私たちの出世において大きな決定権をもっているのは上司や経営層だからです。

基本的に、私たちは「仕事ができる人=出世する人」という考えも持っています。この考えは、上司の視点で考えるとすこし間違っています。会社の経営者的な立場に近くなればなるほど以下の考えを持っているからです。

第一は利益の追求。そのために人件費は削減したい。つまり優秀な人材をすこしでも安く雇いたい

つまり、経営層は、”仕事ができる人”を出世させようなどという考えはそもそも持っていないのです。なるべく人件費を抑えて、良い人材を囲い込みたいという思惑があるので。

極論いうと、管理職などはなく、社員全員が一律安い給料で働く会社がもし存在すれば、その会社は最強です。

本当に出世する人は、責任がとれる人材

では、出世する人の条件はというと、繰り返しにはなりますが責任を取る人材です。

その理由は、出世をしなければ責任の量は増えないからです。部下を持ち、重要なプロジェクトをリーダーとして任されるようになれば責任は自然と増えていきます。

出世をするということは、すなわち、責任の量が増えるということを意味します。逆に言うと、責任のある言動ができない人は出世から遠ざかるということです。

上司は、『こいつは責任感があるか、それとも無責任なやつか』を評価のポイントとしているのです。

出世をするための条件

それは、自分の発言にポジションを取るってことです。

ポジションを取るって聞き慣れない方も多いとは思いますが、要は、「俺はこう思う!」「わたしはこう思う!」というニュアンスを、全ての言葉に入れ込むのです!

ポジションを取る=誰がなんと言おうと個人的にこう思うと主張する、です。

すべての発言で責任をとれ!

全ての発言に?それは極端だろ…

上記のように思われる方もいるかもしれませんが、何かを変えようとするなら“徹底的に”がコツです。徐々に意識していれば変わるだろうという考えは捨てて下さい。

まず最初は、自分の日々の言葉にポジションが取れているか確認してみて下さい。その結果、どっちつかずの無責任な発言をしているなら今すぐ変えましょう。

責任感の強い人になる2つの条件

ここで無責任な発言をする人の特徴を2つあげます。

  • 自信がない
  • 何も考えてない

自分に自信がない自分の頭で考えない人は責任を取ることができません。

そこで、以下の2つポイントを押さえれば、あなたの言動も責任感のあるものへと変化します。

  • 自信をつける
  • 自分の頭で考える

自信をつけるためには、経験を積め!

自信をつけるには、経験を積むことが必要です。

なぜかというと、人は自身の経験からでしか自信をつけることができません。いくら本を読んでも、いくらすごい人の話を聞いても、結局は自分の経験の数によって自信の強さは変わってきます。

ここでのポイントは、成功体験だけでなく、失敗体験も同じかそれ以上に重要だということです。むしろ、失敗体験の方が私たちの脳には強く残ります。『以前、あんな失敗をして反省したのでもう同じ失敗は犯さないぞ!』という自信に代わるのです。

どんどんミスを恐れず挑戦しましょう!その一瞬は恥ずかしいかもしれないし、絶望するかもしれませんが長期的に見れば、自分の自信を獲得する絶好の機会なのです。

自分の頭で考えるためには、考える癖をつける!

考えるということは面倒くさい

自分の頭で考えることは、意外にも難しいことではありません。

なぜなら、皆さんも子供のころ身の回りのすべてのものに「なぜ?どうして?」を持っていたのではないでしょうか?そして、その疑問を明らかにするために周囲の大人に質問したり、自分で調べたりを繰り返したはずです。しかし、私たちは大人になるとなぜかその習慣をやめてしまいます。その理由は、疑問に対して考えたり調べたりすることが面倒くさいってことに、私たちは大人になる過程で気づいたからです。

面倒くさいを放置した結果、以下のような大人になります。

どうして、今回の問題が起こっているんだろう…

ま、いいや。上司に言われたことだけをやって早く帰ろう!

この仕事ってなんのためにあるんだろう?

ま、先輩から引き継いだ仕事なんだから重要だよね‥

いわゆる、思考停止状態に陥るわけです。

疑問が沸いたらスマホで調べる癖をつける

日々疑問が沸いたら、すぐにスマホで調べるようにしましょう!これなら誰にでも出来ることです。

何度も言いますが、分からない⇒調べるということを習慣化することが重要です。

「まっ、気が向いたらあとで検索しよう」などど後回しにしていては、すぐにその疑問を忘れてしまい、知識獲得の機会を逃すでしょう。結果的に、あなたの”自分の頭で考える”という行動は習慣化できません。

毎回調べることが習慣づけば、自分で考えるという機会を持つことができます。

まとめ

仕事に限らず、無責任な人には誰も関わりたがらないし、何かをお願いすることも少なくなります。

ポジションをとれない人は、自分に自信がなく自らで考えるという行動をしません。あなたも、そうならないよう、自分の頭で考え行動し、自信をつけることが出世への道なのです。

出世する=給料が上がるではなく、責任の量が増えるということを覚えておきましょう!

そのための行動は以下。

  • 自信をつける
  • 自分の頭で考える

今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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