こんにちは、KenTeeです。
本日は、『世の中の20代がなぜ貯金できないのか問題』について書いていきたいと思います。
後ほどデータをお見せしますが、世の中の20代の多くの人が十分な貯金をできていないんです。この記事を読んでいる読者の方も、『私は十分な貯金ができている!』と自信をもって言える人は少ないはずです。
なぜ、貯金がうまくできないのか? もう先に答えを書きます。
それは、まだ習慣化できていないからです。
”習慣化”というのがキーワードです。
多くの人に『貯金は頑張ってするもの』という意識を持ってしまっていることが原因ではと考えます。
結論、貯金をネガティブにとらえてしまっている状況下では長続きしないんです。なぜなら、苦痛の伴うことを人は長く続けらないからです。
特に苦しくなく、かといってこれといった楽しみないそんな無意識の中で貯金することが長続きの秘訣なんです。
こんな人に読んでほしい
●貯金をしたいけど毎回貯金に回すお金が無くなる人
●毎月決まったお金を貯金したいけど、貯金額にばらつきがある人
●貯金をするけどすぐに貯金を切り崩してしまう人
本当に世の中の20代は貯金できていないのか?
そもそも自分と同世代の社会人は貯金できているのか?気になりますよね。
最新の調査結果がございます。
20代の社会人で40%の人が50万円以下の貯金しかできていないのです。この数字が多いか少ないかというのは、感覚的に言えば少ないと言えるでしょう。
なお、ここで注目していただきたいのは20代の18%は貯金額=0円という衝撃の結果です。
よって、20代の6割弱が50万円以下の貯金しかできていないということなのです。
貯金ができないなんて甘えなんじゃないの?
本気で貯めようと思えば貯まるはずでしょ!
なんて批判する人が出てきそうですが、これほどまでに多くの人が貯金できていない現状はメンタル的な問題では片づけてはいけないと思います。
そもそも貯金って必要なの?
そもそも社会人の貯金が必要なのか?ということについて見てみましょう。
なぜ貯金をしないといけないのか?理由は3つです。
- 老後への備え
- キャリア転換期の資源(リソース)
- 日々の生活における心の余裕を持つ
上記は当たり前と言えば当たり前ですが、重要なことなので改めて書きました。
老後への備え
『老後2000万円問題』というワードが記憶に新しいですが、老後への備えは今から考えておく必要があります。
老後への貯金を意識する年齢が若ければ若いほど、月の貯蓄額は少額で済みます。なぜなら、目標額が同じであれば貯金する期間が長い人の方が毎月の貯金が少なくなるからです。
50代になって毎月の給料のほとんどを貯蓄に回して10年足らずで数千万円を貯めるなんて無理ですよね?
若いころから少しずつでも貯金という意識を持つことは、高齢になった自分を苦しめないことにも繋がるのです。
キャリア転換期の資源(リソース)
また今後は、”老後”のことだけを考えた貯蓄では成り立たなくなります。例えば、30歳や40歳で自身のキャリア転換の際にも金銭的蓄えは必要になります。
キャリア転換期への備えというのは、今までの時代には考えられてこなかった備えです。これから生きる社会人だからこそ必要なものなのです。
少し深堀します。
今後は人生100年時代とも言われ私たちの仕事をする期間は長くなります。必然的に私たちは多くの社会的変化に直面することが予想されます。結果、多くの人が、今の仕事一筋で定年を迎えるということがスキル面、環境面でも難しくなります。
そうなると何が必要となるか?サラーリーマン人生を小休止し、知識を蓄える期間が発生します。しかし、人によってこの期間の過ごし方は違います。働きながら知識を再形成する人、完全に会社を退職し大学に入り直し新たな分野の勉強をする人も出てくるでしょう。
日々の生活における心の余裕を持つ
結論、人生のすべてのことが計画通りに進めば貯金なんてする必要がないというのが私の意見です。しかし、私たちの人生は波乱万丈です。予想外のことが起きて当たり前。時には金銭的に精神的に大きな負担をを負ってしまうこととなります。
こういう有事の際にいかに心の余裕が持てるかというのが、日ごろの備えなのです。金銭的な日ごろの備え=貯金なのです。
心の余裕は貯金額に比例するということも言えるでしょう。
まとめ
先にも述べた通り、貯金は単にお金を貯めることが目的ではなく、日々の私たちの生活に心の余裕をもたらすものです。
ではどうすれば貯金を自身の思い描く通りにできるようになるのか?
結論、貯金は習慣化なんです。分かりやすく言うと、『頑張って貯金する』という考え方を捨て、『無意識のうちに気づけば貯金できていた』という状況を設計することです。
次回以降、この貯金を習慣化するために、何をするべきなのかを書いていきます。
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