パレートの法則に学ぶ!100点を目指さない仕事術

ワークライフバランス


こんにちは、KenTeeです。


本日は、なぜか仕事がうまくいかない人の特徴『完璧を目指してしまう』ということについて記事を書きます。つまり、すべてに完璧=100点を目指してしまう特徴がある人です。


仕事で100を目指さなくていいってどういうこと?

完璧で丁寧な仕事できる人がすごいんじゃないの?

上記のように思われる方もいらっしゃるでしょう。


もう一度言います。仕事では100点を目指してはいけません。目指すべきは日々の70点と、勝負所での120点です。


つまり、目指す姿は以下。
●普段は、70点の精度で早く仕事をアウトプットする
●勝負所で、周囲の期待を上回る120点をたたき出す!

つまり、100点を目指すタイミングはないのです。あるのは、70点と120点の2通り。



理由は以下です。

●仕事で完璧を目指してはいけない理由

仕事に求められること=少ないコストで最大の利益を生み出すということ

つまり、結果が重要。結果が出るのであれば、その過程や方法は、正直どうでもいいということです。⇒⇒120点を目指す

また、プロセスの精度よりもスピードが求められることが多い。⇒70点で十分


案外、上記の大前提を忘れている会社員が多いように感じます。今回は以下のような方に読んでほしい記事です。

こんな人に読んでほしい

●なぜか仕事に時間がかかる人=定時に帰れず残業が多い人

●すべての仕事に100%で取り組んでしまう人

この記事を読むと以下のようなメリットがあります。

この記事を読むメリット

●勝負所で結果を出せる人材になる=重要プロジェクトに全力で取り組める

●仕事でレスポンスの早い人材になれる

仕事で100点を目指してはいけない理由

本当に重要なことは2割だけ?20:80の理論に学ぶ。


読者の皆さんは、『20:80の理論』はご存知ですか?

『全体の大部分(80%)は、一部の要素(20%)によって決まる。』というものです。もともとは経済学者が発見した法則で、現在ではビジネスの成果でも幅広く活用されています。

『売り上げの80%は、上位20%の商品によって生み出される』
『従業員100名の会社の売上の80%は、20名の社員によって生み出される』




これを日々の仕事に当てはめると…

『仕事の問題の80%は、仕事全体の20%のことが原因』
『仕事全体の20%がうまくいくようにすれば全体の80%の問題が解決する』


つまり、すべての仕事に100%で取り組まなくても、自身の仕事の20%にエネルギーを集中すれば、自身の仕事は80%うまくいくということです。まず80%の結果を出せれば、職場でもかなり仕事ができる上位の人材になるのではないでしょうか。

全てを完璧に仕上げることは不可能!

現実的にすべての仕事に100点を目指すことに意味はない、とすでに述べました。

実際、すべての仕事を100点満点の精度に仕上げることは不可能とも言えます。

●無限に時間があるわけではない

100点のラインは常に変化する ⇒今日の100点は明日の90点


そもそも、周囲の状況が変わればあなたの仕事の100点のラインも変化します。

皆さんにも同様の経験があるのではないでしょうか?「前日、上司からの指示で作成した資料を、翌日に大幅に修正するような指示を受けた」など。



そんな、常に変化するゴールを目指して突き進むことは無駄であり、あなた自身の時間を奪ってしまうことに繋がります。

100点満点を目指してしまう人の特徴

では、どんな人がすべての仕事に100点を目指してしまうのでしょうか?


以下のような特徴を持った人が、ついつい完璧を目指してしまいがちです。

①とにかく素直でまじめな人

素直でまじめな人は、ある場面ではポジティブ特徴として評価されますが、ついつい仕事に完璧を目指してしまいがちという特徴を持っていると自覚しましょう。


「依頼相手の要求に全力で応えたい!」という気持ちが、気づけば自分を犠牲にして頑張りすぎてしまうことも多いです。

②何かに取り組む前によく考えない人

新しい仕事を依頼されたときに、何も考えずに「よし、やるぞ!」となってしまう人は要注意です。

まずは優先順位と優先度を明確にしたうえで、その仕事に取り組みましょう。このステップを踏まないと、すでに自分が抱えている重要な仕事に取り組む時間がなくなり、結果的に評価が下がるということに繋がります。


③自分一人で判断して進めてしまう人

自分一人の勝手な思い込みで、重要ではない仕事に全力を出していた‥なんてこともありがちです。

そういう時は周囲の人とのコミュニケーションがあれば防げるかもしれません。客観的に自分の抱えている仕事を棚卸することが必要です。

この”客観的な視点”というのは超重要です。誰もが冷静な時は正しい判断をすることはできますが、忙しい時やピンチの時は深く考える余裕がなく誤った判断で動きがちです。それを避けるためにも、日々の周囲との関係づくりは重要です。

目指すべき働き方は、70点を量産し勝負所で120点をたたき出すこと!

常に100点を目指すことのデメリットは分かった。

では、日々どんなポイントを意識して働けばいいの?

見出しにも書きましたが、今までの述べてきたことを踏まえて、どういう働き方を目指すべきなのかを以下に書きます。

それは、『常に70点の仕事を量産する。ここぞという時に周囲の期待を上回る120点をたたき出す』という働き方です。

日々の仕事は70点を量産しましょう。この仕事は70点でいいなと見極めたら、それ以上を目指さずに早くアウトプットすることが重要。このアウトプットが早ければ早いほど、70点の仕事は高く評価されます。

もし仮に、70点で足りないという指示を受ければその時点で100点へと切り替えればいいので、無駄な100点を目指す時間を回避できます。


そして、上位20%のここぞという重要な仕事に取り組むときは、それまでに蓄えた全エネルギー注ぎましょう。この時は、周囲の期待する100点では成果として不十分です。周囲の期待を上回る120点を目指しましょう。

まとめ

今回の記事は、100点を目指さない働き方というテーマで記事を書きました。

仕事全体の80%は、重要な一部20%に力を注げばうまくいく」ことはご理解いただけたでしょう。20:80の理論より。


最終的に、『常に70点の仕事を量産する。ここぞという時に周囲の期待を上回る120点をたたき出す』をという働き方を目指しましょう。

この働き方を達成できれば、周囲はあなたに「普段は仕事の早い、勝負所で頼れる存在」というイメージを抱くでしょう。


そのためには、以下を忘れないでください。
●「すべてに全力」⇒「重要な時に超全力」へシフト
●何かに新しく取り組むときは、”自分の頭で考える”
●周囲と協力し、”客観的な視点”を失わない



今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました