「購買職だけど身も心もボロボロ…」
「取引先と社内との板挟みもつらい…」
おそらく、購買職の人は皆さん日々ストレスがかかる業務に携わっていると思います。
実は、社内の中でも資材・購買職は大変にストレスのかかる職場なんです。なぜなら、社内と取引先(サプライヤ)とも上手く付き合わないといけないからです。
板挟みになることも多いです。
僕は、6年間の購買職の経験がありますが、かなりのプレッシャーがかかる業務でした。ただ、それを乗り越えた経験と自信があります。
もしあなたが「購買ってつらい…」と思っているのであれば、ぜひ、この記事を読み込んでみてほしいです。そうすれば、ストレスの根源に気づき具体的な対応方法を知れるはずです。
そして、あなたもきっと今の状況を乗り越えられるはずです。
資材調達/購買職の仕事内容は?
仕事内容は多岐にわたります。
「購買部門は何でも屋」と呼ばれるくらい業務内容は多いです。
具体的には以下のとおり。
・仕入先の開拓・選定
・見積価格査定、妥当性資料作成
・価格交渉(値上げも値下げも)
・発注・注文書の作成/送付
・納期管理
・品質トラブルの対応
・受入検査・検収
・入庫管理・在庫管理・出庫管理
上記の通り。めちゃくちゃ多いです。
DXなんて流行ってますが、自動化が進まない職場も多いです。
特にストレスのかかる業務3選
中でも特にストレスのかかる業務を3つ紹介します。
納期交渉
価格交渉(値上げも値下げも)
在庫管理(とくに余剰在庫の後始末)
上記の通り。
これらは、購買部門のメインとなる業務です。同時にストレスのかかる業務となります。
なぜストレスがかかるのか?
それは、”責任の重い仕事”だからです。
具体的に以下で見ていきます。
ストレス業務① 納期交渉
これは、避けては通れない業務です。
ぶっちゃけやって当たり前。
できなかったら
僕もバイヤー時代に何度も納期交渉を経験しました。
本当に追い込まれたときは、取引先の営業担当者に
1時間おきに電話するなんて場面もありました(笑)
ぶっちゃけ、重要になるのが取引先との日ごろの信頼関係です。
信頼関係があれば、
納期交渉の際もできるだけ努力してくれます。
ストレス業務② 価格交渉
価格交渉も相当パワーがかかります。
個人的には「これくらい…」と妥協したくても、
会社としては交渉を粘り強く交渉する必要があります。
正直、取引先の営業担当者の険悪なムードになることもあり、
あまり気持ちのいい仕事ではありません。
ただお互いの会社の利益に直結する仕事です。
ストレス業務③ 在庫管理
在庫管理業務の面倒なところは、会社の財務諸表に関わるという点です。
そのため、在庫の廃棄や移設においてややこしい手続きが発生します。
「これくらい捨てていいでしょ」というのはダメで、
古い設備や部品でも簡単に廃棄できないルールがあります。
実際、僕自身、数千万円の余剰在庫を廃棄するという業務経験がありますが、二度としたくないってくらいプレッシャーのかかる業務でした。
【賢い人はやっている】ストレスのかかる調達/購買業務のコツ
調達業務はストレスがかかりますが、
それでも”うまく乗り切る人”がいます。
そんな人は以下を心掛けています。
・日ごろから情報収集
・早いうちにピンチの芽を摘む
上記の通り。
日ごろから情報を集める
理想のバイヤーは「事前に行動できる」ということです。
これらの事前に対応するためには、
日々の情報収集が必須です。
原材料が資源が高騰したら、部品の値上がりが予想できます。
サプライチェーンに有事が起きれば、入手性が悪くなることが予想できます。
バイヤーは社内のだれよりも外部環境に敏感でなければなりません。
早いうちにピンチの芽を摘む
調達部門は、「部品が入ってこない…」ってなるのが最大のピンチです。
賢いバイヤーはそういった状況にならないために先手を打ちます。
具体的には以下。
入手性が不透明な部品➡在庫確保
今後入手難な部品➡先行発注
これらが日常的にできているバイヤーはピンチを事前にクリアします。
まとめ
ここまで解説してきた通り、
資材調達/購買職の人はストレスフルな環境で働いています。
ストレスのかかる仕事=責任の重い仕事なんです。
だからこそ、この記事を読んでいただき、
すこしだけストレス軽減できれば幸いです。
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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