『これからの時代は学び続ける人が勝つ』
『変化の激しい時代でますます学ぶことが重要性を増す』
YouTubeやSNSのインフルエンサーからこういう言葉を聞いたことはないでしょうか?最近では、テレビや新聞でも
なぜ”学びが重要”という風潮なのか?
これからの時代は個人の時代です。
個人の時代って?
個人の時代とは、組織の一員として働く人材に代わり企業に個人のスキルを売り込んで雇ってもらうような人材が活躍する時代です。
つまり企業から「あなたがいてくれないと困ります!」と言ってもらえる人材が生き残っていくのです。
逆に今までは組織の一員として「いかに会社の企業文化に溶け込みメンバーシップを発揮できるか」が世の中で必要とされる人材でした。
そしてメンバーシップ型の社会では個人のスキルや経歴などはさほど評価されてきませんでした。しかし、個人の時代では評価するポイントが底意外にないと言えます。「企業に対してどういうスキルを生かせるのか?」、「企業のプロジェクトに個人のこういった経験を生かせる」などのアピールが勝負となってきます。
だからこそ今後は、常に学びながら新しいスキルや経験を獲得し自分自身をアップデートできる人材が求められます。
ところで、上記のメンバーシップ重視の考えは日本だけだという事実をご存知でしたか?海外は今も昔も個人の時代なのです。
そして今後は日本も海外にならって雇用への考え方を変える時期に来ているんです。
でもどうして今なのか?日本は従来の雇用の考え方をなぜ変えざるを得ないのか?
理由は2つあります。
これからの時代を生きる上では知らないとまずいのでまずはここをしっかり理解しましょう。
「おじいちゃんになっても働く時代」がやってくるから
60歳で定年して、年金生活…なんて選択肢は僕ら20代にはありません。
ではどういう未来が待っているのか?
それは『おじいちゃん(老人)になっても働き続けなければならない未来』です。
そしてなぜ働かなければならないかというと、生きるために生活費を稼ぐというシンプルな理由です。
「会社が一生面倒を見てくれる」が崩壊しつつあるから
2021年9月9日にサントリーホールディングスの新浪社長が『45歳定年説』を唱え波紋を呼んだのをご存知でしょうか?
これはすでに企業が自社の社員を雇いきれなくなっていることの象徴ではないかと思います。実際に45歳を迎えた社員を切るは別としてすでに上場企業の経営陣は「60歳定年という現行制度」に限界を感じていることは事実だと思います。。
今から10年、20年はよりこういった風潮になることは明らかです。
だからこそ、「一生会社に面倒見てもらいます…」という会社にぶら下がりマインドを持っているの人は危険です。
そして同じく危険なのが「会社に尽くします!」という真面目で仕事一筋という人です。どんなに会社に尽くして社内の評価を上げることを頑張ったとしても、年を取るごとに人材的な価値は低下します。社内で「必要のない人材」に近づいていくことは皆避けられないのです。悲しいですが、怠けて会社にぶら下がっている人と同じく危険な状況にあると言えます。
実際に日本の大人は勉強しているのか?
さっそくですが、あなたの周囲に「休みの日や会社から帰ったあと家で勉強している!」という友達が何人いますか?
おそらくほぼゼロでしょう。隠れてコソコソ勉強している人も中に入るかもしれませんが、おそらく10人に9人は大人になって勉強する習慣のない人ばかりです。
特に日本人は勉強しない人種だと言えます。
実際に、私は海外の取引先と仕事をすることが多いのですが、海外企業のビジネスマンはとても勉強熱心です。その証拠に、海外の会社員の週末は勉強セミナーなどのスキル獲得の予定で詰まっていると言います。
日本人でここまで意識高く学んでいるビジネスマンがどのくらいいるのでしょうか…(泣)
いちばんコスパのいい勉強分野は?
本業の勉強をやるのがコスパ最強
仕事時間もインプット時間になる
本業についての勉強をする理由は、「仕事時間もインプットできる」ことです。
これって実はとてつもなく効果が大きい。
副業や独学って、本業が終わってスキマ時間にやるイメージが強いですよね。でも、本業をインプット時間にできれば膨大な時間を自分のインプット時間に変えることができます。
即実践できる
本業について勉強することのメリットは、「毎日アウトプットできる機会がある」ということです。
どういうことかと言うと、学んだ知識をすぐにリアルな場面で試せるってことです。
例で言うと以下です。
- 営業で効果的なセールスワードを学んだ
⇒翌日のお客様とのトークで使ってみる - プログラミング言語と学んだ
⇒職場のシステムに早速応用してみる
勉強成果が出世につながり給料UP!
本業について勉強するとめちゃくちゃいいことがあります。
それは、自身のスキルややる気が認められて出世できるということです。
自分の知識も増えて、給料もUPすること間違いなしです!
「本業とは違うことをしたいんや」という方へ
いやいや、
休みの日まで会社のこと考えたくないねん!
という方には次にコスパのいい勉強をご紹介します。
それは副業の勉強です。
「何か新しいことに挑戦してみたいな…」
「本業とは違う分野を仕事にしてみたいな…」
本業とちょっと違うことをしてみたいって方には副業はオススメです。
実際に、冒頭でもご説明したとおりこれからは個人の時代です。
1人で複数の仕事を持っている、なんて人も今後は増えるでしょう。
副業を始めるうえで注意すること
ここで一つおさえて副業の勉強をする上で覚えていてほしいことがあります。
それは…
「お金が稼げなくもいい」と割り切ること
え…副業をやるならやっぱりお金を稼ぎたいよー
たしかに、副業をやるうえでお金を稼げればかなりモチベーションはUPします。
でも、副業でお金を稼ぐのはかなり難しいんです。
だからこそいきなり「お金を稼ぐぞ!」という気持ちで副業を始めると、あまりに稼げなくて挫折します。
だからこそ、「お金は後からついてくればラッキー」くらいのつもりでまずは始めてください。
副業で稼ぐって難しいんだな…
副業は”スキル獲得”を目的に
あらためて言うと、副業は自分のスキルを高めるためにやるという意識がちょうどいいかもしれません。
たとえば、普段、非IT関連の業界に勤めている人が、プログラミングやIT知識を学ぶことなどは非常に得られることが大きいです。プログラミングスキルや、IT関連の知識が得られるからです。
私自身、1年前にブログやSNSをはじめましたが、自分自身の成長を大きく感じられました。
具体的には以下。
- WordPressで初めてサイトを立ち上げる経験ができた
- Twitterで毎日ツイートをした結果、多くのインプレッションを獲得できた
- IT分野に興味がわき、IT国家資格について勉強し合格
副業を始めるだけでこんなにもメリットがあります。まずは勉強のつもりで興味のある分野について勉強してみましょう。
まとめ
まとめです。
- 老人が働く時代がやってくる
- 企業は人を雇わなくなる
- これからは”個人の時代”
- 個人の時代に学び続けることが必要
- 日本人の会社員は特に学ばない
- 勉強するなら本業の勉強をするのがコスパ最強
- ちょっと違う分野を学びたい人は”副業をスタート”
昨日の自分よりも成長して、コツコツと成長できる人材しかこれからは生き残れません!一緒に頑張りましょう!
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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