こんにちは、KenTeeです。
昇格試験に落ちてしまった…
これからどうなるの?
昇格試験に不合格…つらいですよね?
すべてにおいて無気力になってしまいますよね?
僕自身、3年前に同様につらい経験をしました。 「毎日頑張って仕事して、昇格試験の時もあんなに頑張ったのになぜ?」という苦い経験をしました。
今回の記事は、以下の方に読んでほしい記事です。
- 昇格試験に落ちて絶望している人
- 不合格と同時にやる気もなくなったなって人
上記のような方は一旦、この記事を眺めていただけると幸いです。5分くらいでざっと読めるかと思います。
実は、各社が取り入れている昇格試験は時代遅れとなりつつあります。なぜなら、昇格試験は古く年功序列が当たり前の時代の人事考課制度だからです。
昇格試験は時代遅れになりつつある
理由:古き年功序列の人事制度だから
時代も変わり、昇格試験の意義は年々薄れつつあります。一方、多くの企業はそれを、旧態依然の昇格試験を見直すことなく継続している企業も多いのです。
この記事を読めば、一度、自分の現状を冷静に見つめることができるはずです。そして、昇格試験で失敗したからって気にすることないじゃん!って気持ちになれるはずです。
【1分で解説】昇格試験ってそもそもどんなもの?
昇格試験は、従業員が次の職位や階級へ昇進するために受ける試験です。
この試験は、候補者が新しい役職で求められる知識、スキル、能力を持っているかを評価するために用いられます。内容は、一般的な職務知識のテスト、専門的な技術や能力の評価、場合によっては面接や実務テストを含むこともあります。
昇格試験は、従業員に自己評価の機会を提供し、キャリアの成長に向けて必要なスキルを身につける動機付けをする役割も果たします。しかし、このシステムは時にストレスや競争心を高めるとの批判もあるのが実情です。
昇格試験って時代遅れなのか?
「出世がすべて」という考えは時代遅れになりつつある
組織にとって、昇格試験は、日々の仕事の成果を公平に評価するという意味で必要な制度です。
会社員にとって出世というものへのあこがれは強く、出世している人=幸せな生活を送れる人という価値観が昔はありました。そして、その価値観もいまだに強く残っています。
これには日本という国の企業風土も関係しており、長幼の序という言葉に代表されるような年長者や経験豊富な方を敬うという慣習・秩序があります。会社に長く勤め経験豊富な人ほど出世するという考えです。これを考えると人事考課にも一定の合理性があります。
【朗報】昔から昇格試験を拒否する人は一部存在した
昇格試験制度は時代遅れと述べましたが、昔から昇格試験を拒否するタイプの人は一部いました。
例を挙げると以下です。
- 仕事と生活のバランスを重視する人
- 昇進によるストレスを恐れる人
- 昇格試験のプロセスに疑問を持つ人
昇格試験制度が、すべての従業員にとって良い制度なのかというとそうではありませんでした。つまり、昇格試験自体が完璧な制度ではないということです。
時代遅れの企業が、昇格試験制度を導入し続ける理由
すでに述べましたが、昇格試験は時代遅れになりつつあります。企業はいつまで時代遅れの昇格試験を導入し続けるのでしょうか?
時代遅れとはいっても、やはり、出世のための昇格試験は従業員の成果を公平に評価をする制度として必要だからです。
一方で、企業側も苦労しながら昇格試験含む全体的な人事制度見直しに努力しているところです。一部、企業の人事部門も人事制度の見直ししているとのことです。例でいうと以下。
- パフォーマンスベースの評価: 従業員の実績や成果を評価の中心に置く方法。年功序列よりも成果主義の傾向。昇進は、定期的な業績評価や達成した目標に基づいて行われます。
- 360度フィードバック: 従業員の上司、同僚、部下からの評価を組み合わせることで、より全面的なパフォーマンスの評価を行います。
- 能力とスキルのマッピング: 昇進に必要なスキルや能力を明確にし、従業員がそれらを身に付けるためのトレーニングやサポートを提供します。
企業も徐々に制度を見直しつつあるんだね!
時代遅れ昇格試験のメリットとデメリットを解説
あなたの会社の昇格試験が時代遅れだと言って、「じゃあ会社を辞めろ」なんて言うつもりはありません。それは大半の人が難しいことも理解しています。
重要なのは、昇格試験が会社人生のすべてだと思い込まずにうまく利用するというマインドです。
そこで、今の時代に昇格試験を受けるメリットとデメリットを解説します。
昇格試験を受けるメリット
時代遅れの昇格試験も受けるメリットは十分あります。その一部をご紹介します。
- 仕事のモチベーションやキャリア形成のヒントになる
- 役職が上がって仕事の幅が広がる
自身のモチベーションやキャリア形成のヒントになる
仕事ってやっぱりしんどいし面倒くさいものですよね?そんな時に「出世して給料UPしたい」という目標があればがむしゃらに働くこともできます。
「給与」や「賞与(ボーナス)」をニンジンとして面倒くさい仕事にも取り組めるのです。従業員は、ニンジンをぶら下げられた馬のように働く動機付けになります。
実は、このがむしゃらに働ける仕組みこそが、若いうちは大切だったりします。
役職が上がって仕事の幅が広がる
会社人生は、実力だけでなく運やタイミングといったものも影響する人生ゲームのようなものです。
この、会社版の人生ゲームを楽しんでいる人にとっても、昇格試験は出世すれば給料も上がるだけでなく仕事的にも次のステージに上がることができ非常にメリットです。
部下や利害関係者も増え、今までできなかった自分のやりたい仕事なんかができるようになってきます。
出世によりステージUPを果たし、
会社人生ゲームを楽しんでいる人もいる
昇格試験を受けるデメリット
昇格試験を受け出世するとより会社側の人間になるということを知っておきましょう。
労働組合がある会社なんかは、ある程度出世すると組合員から外れるという仕組みになっているようです。
仕事が忙しくなる
仕事における業務量の増加はまず間違いないです。必然的にプライベートの時間よりも会社に費やす時間は増えていきます。
給料は増えたけど仕事の拘束時間が長くなって、時給換算してみると「あれ、給料増えてないじゃん!」ってなるパターンもあるあるです。
給料は増えたはずなのに、
時給は変わってない…(泣)
マネージャーとしての素質がない人もいる
出世するということは、今までの働き方を捨て新しい仕事に携わることになります。
具体的には、プレイヤーではなくマネージャーへ変身することが求められます。
この”変身”が上手くいかず、バリバリ活躍していた人が出世してマネージャーなった途端、苦労するような場面を僕自身部下の視点から見てました。こういう人にとって昇格試験はデメリットなのかもしれません。
出世とは…
プレイヤーからマネージャーへ変身すること
昇格試験に落ちた人も以上のメリットデメリットを考慮して、まだ昇格試験に落ちて悔しいのか、自分自身に問いかけてみるとよいでしょう。案外、昇格試験に落ちたことで気づける新しいものも見えてくるかもしれません。
とりあえず行動してみる
ここまで、昇格試験に落ちてたとしてもノーダメージというお話をしてきました。
でも、自分の人生を良くするにはちょっとした行動が必要です。
そういうときは、社外に目を向けて転職サイトを眺めてみるのもオススメです。5分くらいでサクッと登録できちゃいますからね~♪
当時、僕自身も「損はしないし、とりあえず登録しとくか~」って軽い気持ちで登録してました。自分の市場価値を見つめなおすいい機会かもです♪
まとめ
昇格試験に落ちた=人生終わりとなるのは早計です。
会社だけが人生のすべてではないですし、昇格試験制度自体がメリットデメリットをどちらも含んでいます。なので一度冷静になって昇格試験をうまく利用するのがいいのかを判断すべきです。
落ちてもまたチャレンジすればいいし、
今の時代こだわるものでもないよ!
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント